こんにちは!京都府北部・ルル助産院の小室尚子です⭐
大学のキャンパスを歩き、ランチを食べて、大学生の皆さんに混ざって講義を受ける。。。
京都府助産師会の性教育チームのメンバーと過ごした、ウキウキの一日でした!!!
本日の目的、それは関口久志先生の講座見学⭐
関口先生は、篠山市在住(意外と近くにお住まい!)、元京都教育大学教授。京都の府立高校で25年間の勤務中、「性」をテーマに生徒の交流を重視した数多くの教育実践を行ってこれられた。「性の伝道師」として、全国の学校・自治体などで性・ジェンダーに関わる講演を多数行う。
(参考文献:性の“幸せ”ガイド 関口久志著 エイデル研究所 著者紹介 参照)
関口先生の著書、性の“幸せ”ガイドをもとにテーマごとに講義が行われています。
本日は、人工妊娠中絶がテーマでした。
いいなー、私も教えてほしかった
「いいなー」が率直な感想です。
私も教えてほしかった。。。
恥ずかしいこととして隠し、真正面から教えてくれる人はいなかった。
高校3年生のとき、授業でしっかり教えてもらったが、急すぎて受け入れられず、その時は恥ずかしい思いで真正面から聞くことができなかった過去。
性に関して知る権利がある、性の健康を守ることができる。幸せに生きるために。
ほんと、今までとらわれてきた“恥ずかしいもの”“卑猥なもの”“汚いもの”。
私の大切な一部をそのように表現してきた、言われてきたこと、知らず知らず傷ついていたよねと思います。
関口先生は、講座の中で、学生の皆さんに頭を下げて謝罪されていました。
大人がこれまで教えてこなかったこと、性を否定してきたこと、その社会を変えてこなかったこと。
それによって子どもたちが困っていたことに対しての謝罪でした。
大人の責任。
私も責任放棄せず、包括的性教育を必要とする人に届け、困ったことがあったら相談できる私でありたいと、先生の姿を見て決心しました。
性と生殖に関する健康と権利 Sexual and Reproductive Health and Rights(SRHR)
性の健康ってなんだろう。
包括的性教育に出会うまでピンときてなかったけど、私の体の一部であり、一生付き合っていくものであり、人との関係性であり。
めっちゃ重要やーーーん!
生殖に関する健康ってなんだろう。
中絶に対する理解がない。海外では経口中絶薬があるが、根底では中絶するなら罰を与えようとする心理が見える日本の中絶の処置。
助産師は中絶を受け入れないって思われてるかもしれませんが、助産師は女性自身が思う人生を歩むため、その人の自己決定を応援するだけです。助産師が誰かの人生を決めることはありません。
生理との付き合い、射精との付き合い。
仕組みだけじゃなく、生理や射精を日常生活に落とし込んだ内容が知りたかった。
私たち誰もが、性と生殖が健康である権利がある。だって私のことだから。
私が幸せに生きていくために知ること、守り守られること、それが人権やん。
包括的性教育を当たり前の社会にしていきましょう。草の根運動です。徐々に、確実に。
☝ 今読み進めている途中ですが、リアルな生徒さんからの文章がたくさん掲載されています。
自分事としてとらえられて、内容がわかりやすいです!
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乳房ケアや産前産後の過ごし方、生理や更年期の症状に悩まれているなど、病院へ行くほどでもないけどどうしようかと思われていたら、気軽にご連絡ください⭐性のご相談も。
あなたはこの世に生まれたかけがえのないたった一人の存在。
あなたがあなたらしくいられますように!
ルル助産院 小室尚子