里帰りしようかな

助産院のこと

里帰りをして、出産、産後と過ごそうかな、出産してから里帰りしようかな、
そもそも里帰りどうしようかな。。。

出産、産後と安心して過ごせるように、どこで、どのように過ごすかを事前に考えることはとても大切です。

安心して産後を迎えるため、妊娠中からどう過ごすかを考えておくことは、妊娠生活を豊かにしてくれます。
コロナ禍で心配や不安要素が多く、妊娠、産後の生活を考えることは更に大切になってきました。

例えば、里帰りをする場合、家事は家族の誰かが全面的にしてくれますか?
「はい、してくれます。」
では、24時間、赤ちゃんの世話を代わってくれる家族はいますか?
「...多分。」

ここ、けっこう大事なんです。
“家事はしてもらえるけど、家族は仕事で日中不在なので、赤ちゃんの世話は一人でしないといけない。”

赤ちゃんとの生活は、お母さんが寝ている間も神経がずっと赤ちゃんへ向いているので、お母さんはぐっすり眠れていないことが多いです。
それが、誰かが赤ちゃんをみてくれているという安心感のもとでは、お母さんが一人でみているときよりも休めます。
この、“安心感の中、昼寝をする”ことがとても重要です。

産後、出産をした体に休養が必要ですが、赤ちゃんとの生活では思うように休めません。
休めない中でも、できるだけ休むことで、体は確実に回復していきます。
さらに、産後はホルモンバランスが劇的に変化するため、気持ちが不安定になりやすいのですが、休養によって気持ちも落ち着きやすいです。
産後の昼寝はとても大切ですし、どのように昼寝するかも重要なのです。

私自身、誰かが家事をしてくれるだけで産後はゆっくり過ごせると思っていましたが、そうではないことを、関わらせていただいたお母さんたちに教えてもらいました。

この記事を書いた人
小室尚子

ルル助産院 助産師 
京都府綾部市にて、4人の子育て真っ只中の助産師です。女性が健康で活き活きと過ごすサポートをしています。妊娠~出産、産後の相談や乳房ケア、思春期や更年期の相談。木曜日はお茶会をしています。
LUNA SEA|INORAN|ジグザグ|にしやたキラキラ情報局|書道特級|足首温め隊

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