誰もが生きやすい環境づくりが第一 中尾勇守さん

日々のこと
生きやすい環境づくりが第一

今回の講演はPTAに向けてだったので、子どもたちにどうすればいいのか、具体的なお話がありました。

まずは、“多様性がある”という事実を伝える責任があること。
そして、子どもたちが生きやすい環境を作ること。

実は、、、とカミングアウトしてなくてもいい社会になればいいのにとおっしゃったのが印象的でした。
勇気を出してカミングアウトしなければならない裏側には、やはり理解してもらいにくい社会がある。
自分が自分であるためなのに、どうして自分を社会に合わせていかなければならないのか。
もっと多くの人が、社会が、多様性があることを認識して、誰もが生きやすい環境になるといいのに。

多様性を認め合う環境のためには、思いやり、共感、理解だけでなく、法律や制度も必要となってきます。
日本の法律や制度は、他の先進国に比べて、だいぶ遅れています。
その事実も私たちは知っておかなければなりません。

これまで自分が創り上げてきた価値観は、誰かとの出会いや経験でどんどん変わっていきます。

そう、中尾さんは“性別はグラデーションのよう”とおっしゃっていました。
性別ははっきり男!女!と区別できるものではなく、一人の中に混在している。
さらに、生きていく中でもどんどん変わっていくと。

へー!

自分の中でも変わっていくとは思ってもみなかったのですが、自分のことをそうだったんだ!と気づくことって確かにある。
自分で自分を枠にはめ込むのはしんどいし、新たな自分に出会えると楽しい。
性別って、ほんとに自分の一部分。
一部分でしかないから、性別だけにとらわれるのは窮屈。

もちろん、多様性を理解するのには知識も時間もかかります。
でも、少しずつでも、誰もが生きやすい社会を目指していきたいです。目指しています。

中尾勇守さん、貴重なご講演をありがとうございました!!!

この記事を書いた人
小室尚子

ルル助産院 助産師 
京都府綾部市にて、4人の子育て真っ只中の助産師です。女性が健康で活き活きと過ごすサポートをしています。妊娠~出産、産後の相談や乳房ケア、思春期や更年期の相談。木曜日はお茶会をしています。
LUNA SEA|INORAN|ジグザグ|にしやたキラキラ情報局|書道特級|足首温め隊

フォロー
日々のこと
シェア
フォロー