Q. 助産師の言う事がちがう

こんにちは!京都府北部・ルル助産院の小室尚子です⭐

産後の入院中、授乳がなかなかスムーズにいかない。
赤ちゃんの体重が増えているかも心配。
勤務交代で、いつも同じ助産師が担当してくれるわけにもいかず。。。

「助産師さんのアドバイスが人によってちがう!なにを信じたらいいの?!」

という相談を受けることがあります。

“授乳回数を増やした方が母乳の分泌が増える”“3時間おきには授乳しないといけないよ”“赤ちゃんが欲しがったときにあげて”
“しぼった方がいい”“しぼらない方がいい”
“ゆっくり休んで”“アラームかけてでも授乳時間は守ってね”

真逆のことを言われちゃうと戸惑ってしまいますね。

とくに赤ちゃんとの生活が始まったばかりだと、赤ちゃんにとってどうしてあげていいかわからないことが多いかも。

でも、焦らなくても大丈夫です。赤ちゃんとの生活って、赤ちゃんとお母さん、家族が築き上げていくもの。

こういう時はこう!の方程式は助産師にはわかりません。あなた自身の中にこたえがあります。

お母さんが「これがいいな」「楽だな」「なんかいい感じ」の感覚が最優先

お母さんのことを決めるのはお母さん自身。

自分の人生、どう生きるかを自分で決めていく、育児だって同じです。

「あ、なんかいいな⭐」「こうしたいな!」「こうしたら楽だったな♪」

お母さんが感じた気持ちが最優先です⭐

もっとこうしたらよかったと思うことがあれば、そう思える経験ができたことは財産になります。

失敗ではなく、あなたの、家族の、そうかっ!心地いいなー!を積み重ねているだけ。

よく聞くのが、「お母さんが頑張らず機嫌よく過ごしていたら、なんか家族が上手くいく~♪」

不思議ですか~?不思議ですよね~。でも事実~。

助産師によってちがうことを言われて戸惑うのは

助産師の言うことがちがうのは、人がちがうからとも言えますが、戸惑わせてしまうのには原因があります。

お母さんたちを戸惑わせる助産師は、“こうしなさい”“こうすべき”の気持ちがあり、
「お母さんのことはお母さんが決める」ということを理解していないからです。

境界線やで!ピピピーーー!

助産師はアドバイスやこれまでお母さんたちに教えてもらったことを伝えることはできますが、
伝える時に“こうしなさい”“こうすべき”の姿勢ではなく、お母さんが感じたことや決めたことを受け止めることが大切です。

自分のことを決めれるのは自分しかいません。助産師はあなたのことを決めることができないのです。

私自身、えらそうなことを思って言っていた時もありましたが、その時には気づきませんでした。

経験を重ねるってほんと財産。ありがたいです。

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乳房ケアや産前産後の過ごし方、生理や更年期の症状に悩まれているなど、病院へ行くほどでもないけどどうしようかと思われていたら、気軽にご連絡ください⭐

あなたはこの世に生まれたかけがえのないたった一人の存在。

あなたがあなたらしくいられますように!

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ルル助産院 小室尚子

この記事を書いた人
小室尚子

ルル助産院 助産師 
京都府綾部市にて、4人の子育て真っ只中の助産師です。女性が健康で活き活きと過ごすサポートをしています。妊娠~出産、産後の相談や乳房ケア、思春期や更年期の相談。木曜日はお茶会をしています。
LUNA SEA|INORAN|ジグザグ|にしやたキラキラ情報局|書道特級|足首温め隊

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