【子どもを育てられるなんて思わなかった LGBTQと「伝統的な家族」のこれから】を読んで

日々のこと

書籍【子どもを育てられるなんて思わなかった LGBTQと「伝統的な家族」のこれから】 
 古田大輔[編] 杉山文野 松岡宗嗣 山下知子  山川出版社

よく行く綾部の本屋さんに置いてあったので、思わず購入しました。

“子どもを育てられるなんて思わなかった”、世間で“ふつう”とされていることができないと思っていたという衝撃のタイトル。

同性婚が認められていない、戸籍の性別を変えるために手術が必要である、社会から理解が少ない、、、そんな日本で、実際に家庭を持った方たちがどのように過ごされているのか知りたいと思いました。

誰かを愛するのは性別とか越えてその人を愛すること。

ただそれだけなのに、法の壁や社会からの偏見が大きく立ちふさがり、本人の気持ちが曲げられていく。

“愛する人とともに暮らし、子育てをしたい”という思いが叶わない現実社会。

それでも、愛する人とともに過ごし子育てをしたい。

自分らしくただ生きたいのに、それが叶わないこの社会って何なんだろうと思います。

政治家へのインタビュー記事も載っていましたが、当事者が今日本で生活することに困難を強いられているのに、今すぐ行動に移さないのにはもどかしさを覚えました。

その背景には、日本の伝統的な家族像が色濃く残っていると。

日本の伝統的な家族がどれほど素晴らしいものかわかりませんが、現在それによって生きづらさを感じている人がたくさんいるのは事実です。

様々な困難があっても、自分の幸せを実現させてきた方々の生き方にとても感動しましたし、応援していきたいです。

しかし、実現したくてもできない方々がたくさんおられることも知らなくてはなりません。

困難が山積みで、決して暮らしやすいわけではない日本で、声をあげていくことが必要だと思いました。