産後リフレッシュのその先

先日、インスタグラムに、与謝野町産後リフレッシュ事業に参加したことを投稿しました。
https://www.instagram.com/naoko_komuro/
その中で、産後リフレッシュ事業はこんなことをしていますと書いてみました。
書くことで自分がどんな姿勢でこの事業に向き合っているか見えてきました。
自分がどんな気持ちで事業に参加しているのか、とても大事です。

お母さんにリフレッシュしてもらったその先は?

リフレッシュは、頑張っているからこそ必要なことです。
お母さんはよく、“私は頑張ってない”“私よりもっと頑張っている人がいる”と言われるのですが、

子どもとともに過ごし、
母乳やミルクを子どもに合わせて与え、
抱っこしてほしいと子どもが言ったら抱っこして、
子どもが眠たいときには子どもが眠りやすいように抱っこしたり、あやしたり、おなかを満たしたり。
お母さんが寝ているときだって、子どもが動いたりふにゃって声を出すだけでお母さんは起きます。
寝ているようで、意識はずっと子どもに向いています。
お母さんのごはん、お風呂、トイレも、子どもと一緒ではゆっくりできないこともあります。

これでも挙げても日常のほんの一部です。
これほど頑張ってます。
自分のための時間や休息が必要ではないでしょうか。

お母さんである前に、ひとりの大切な大切な人です。
自分ができることやしたいことをして、誰かに頼って、自分のためにしっかり休養が必要です。
産後リフレッシュを利用することで、自分のリフレッシュとともに、子どもを預けてお風呂にゆっくり入ったり休んだり、昼ごはんを作ってもらって食べたりできます。

この事業では誰かに頼ることで自分のリフレッシュにつながっています。
お母さん自身が、自分に休息が必要だから、利用することを決める。
自分だけではできないことも、誰かの力を借りれば可能になる。
それは自分を大切にするため。

自分のために誰かに頼ることは、子育てするまでは経験が少ないかもしれません。
でも、子どもとの生活はこれまでの日常を送るのが大変なこともあります。
そんな時、誰かに頼ってお願いすると、一人で頑張らなくても過ごすことができるのではないでしょうか。

そういう私は、変なプライドが邪魔することもしばしばですが、無理せず楽しく日常を過ごしたいなと思っています。
お母さんだから、女性だから、というのはいりません。
私がこうしたいから!!!がたくさんあるといいな~と考えています。

この記事を書いた人
小室尚子

ルル助産院 助産師 
京都府綾部市にて、4人の子育て真っ只中の助産師です。女性が健康で活き活きと過ごすサポートをしています。妊娠~出産、産後の相談や乳房ケア、思春期や更年期の相談。木曜日はお茶会をしています。
LUNA SEA|INORAN|ジグザグ|にしやたキラキラ情報局|書道特級|足首温め隊

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