こんにちは!京都府北部・ルル助産院の小室尚子です。
私の所属する京都府助産師会丹後支部で、地域の保健師さんに来ていただいて災害時のシュミレーションを行いました😊
丹後支部は、京丹後市、伊根町、宮津市、与謝野町、舞鶴市、福知山市、綾部市に住む助産師が所属しています。
とても広い範囲ですが、各地域の保健師さんがたくさん来てくださいました。ありがたいです!
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助産師ってどんな活動ができるか、知られていないことが多く、ましてや災害時という非常事態に何ができるかというのを行政に知ってもらうことが目的のひとつです。
災害時に助産師を活用してもらえるように、行政で仕事をされている保健師さんに助産師を知ってもらい、非常事態に備えていきたいです。
さらに普段から顔の見える関係を築いて、コミュニケーションを取りやすくしていきたい思いから、年に一度、今年で2回目の開催をすることができました。
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知らなかったーーーこと。
トイレットペーパーの芯で、胎児心音が聴けるーーー!
胎動があれば、胎児が元気なことがわかりますが、胎児の心臓の音を聴いて安心できることもあります。
他にも、哺乳瓶がなくてもミルクを飲むには、紙コップであげたり、端っこを切ったり、案が出てきました。
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避難所でもしも出産となっても、助産師が介助できます。
でも、協力していただける人が必要です。
出産するときはできるだけ安心できる環境づくりが要だし、生まれた赤ちゃんを温めるタオルなどの物品を探してもらえる人がいてもらえるとありがたいです。
必要物品や場所の確保、少しでも母子が安心できるようにするための工夫、人員確保など、避難所における課題がみえ、参加者みんなで共有することができました。
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今後、もしもの災害のために、できる準備やシュミレーション練習をこれからも重ねていきたいなと感じました。
支部長の永木さん、副支部長で防災担当の吉田さん、今回の開催の準備から手配、進行と、とても大変だったと思いますが、ありがとうございました。